湯汲祭で分湯場からお湯をくむ巫女たち=8日午後6時半、那須町湯本

 温泉の恵みに感謝する栃木県那須町湯本の那須温泉(ゆぜん)神社の例大祭が8日夜、同所周辺で始まった。9日まで。

 午後6時すぎ、人見昇三(ひとみしょうぞう)宮司や地元の温泉関係者など約100人が神社を出発。10分ほど練り歩き、鹿の湯分湯場に到着すると、みこに扮(ふん)した町内在住の中高生2人が、末永く湧き出るよう願いを込め源泉からおけに湯をくんだ。別のみこ4人は「浦安の舞」を厳かに披露。くまれた湯は、神社にささげられた。

 みこ役を務め、湯をくんだ那須中3年立川桃羽(たちかわももは)さんは(14)「湯本がもっとよいまちになるよう気持ちを込めて臨んだ」と話した。

 9日は同神社で神事を行った後、同町無形民俗文化財の「大沢の獅子舞」や、徳島市のグループ「天水連」の阿波おどりなどが奉納される。