夜間や休日の急な病気やけがの相談に看護師が対処法を助言する「とちぎ救急医療電話相談」の2018年度の相談件数は2389件で、前年度から約3割増加したことが7日までに、県保健福祉部のまとめで分かった。運用開始3年目を迎えて認知度が高まったことが要因とみられ、最多となった。県は本年度、土日・祝日の相談時間の拡充やポスター・チラシによるPR強化でさらなる利用を促し、軽症なのに救急に駆け込むといった「コンビニ受診」を防ぎ、医療機関の適切な受診につなげる考えだ。

 とちぎ救急医療電話相談は、不要な救急搬送の抑止などを目指し、16年10月にスタートした。対象は15歳以上で、半年間だった1年目の相談件数は646件、2年目は1842件と、年々件数が増加している。

 18年度の相談内容は「発熱などの急病」が1575件で3分の2を占め、「けがなどの事故」が380件、「その他」が434件だった。

 相談対応は「様子を見ても良い」が797件で最多。「医療機関に行くように勧めた」は736件、「応急処置などのアドバイス」は325件で、「119番を勧めた」は1・9%の47件だった。