観光庁長官賞を受賞した明治大の学生チーム(同チーム提供)

 【小山・栃木・野木】さいたま市でこのほど行われた「大学生観光まちづくりコンテスト2019」で小山、栃木、野木の2市1町を含む渡良瀬遊水地の観光プランを発表した明治大・木寺元(きでらはじめ)教授ゼミのチームが最高賞の観光庁長官賞を受賞した。遊水地を「首都圏のオアシス」と位置付けて人を呼び込む狙いで、アプリを利用したサイクリングなど斬新なアイデアが評価された。

 プランの内容について地域活性化に活用できるかどうか、小山市など周辺自治体や関連企業が今後、意見交換を行う予定。

 コンテストは今年9回目で、JTBなどで構成する運営協議会主催。今年は川辺や水辺のサイクリングをテーマにした部門を設け、渡良瀬遊水地など関東9河川のいずれかを対象にしたプランを募集し、計10大学が最終選考に残った。

 長官賞を受賞したのは明治大3年橋本健吾(はしもとけんご)さん(21)をリーダーとする学生7人のチーム。「水辺と緑が共存する自然の豊かさと魅力にひかれた」といい、6月以降、6回にわたり遊水地や2市1町を訪れ現地調査を行った。

 プランは「あなたを癒やす大きなハート OASISWATARASE」と題し「東京圏の大人」をターゲットに作成。遊水地周辺の各駅から貸自転車で遊水地まで行けるようにすることや、衛星利用測位システム(GPS)機能で走ったルートが地図上で線となって表示されるアプリでハート形の遊水地を走る楽しみなどを提案した。遊水地内での自転車移動式カフェや休憩所も盛り込んだ。