奉祝田で稲を刈り取った田村さん(左)

 【佐野】天皇陛下即位に際して行われる大嘗祭(だいじょうさい)に本県産米が使われることを記念し、県神社庁安佐支部は4日、植下町に設けた奉祝田で「抜穂祭(ぬきほさい)」を執り行った。

 奉祝田に選ばれたのは同所、農業田村靖治(たむらせいじ)さん(79)所有の田んぼ28アールで、黄金色に染まったコシヒカリの稲が一面に実っている。

 近くのあぜ道で行われた式典には、市内各神社の宮司や氏子総代など25人ほどが参列。一連の神事に続き、田村さんが奉祝田で稲を刈り取った。

 式典を終え、田村さんは「奉祝田に選ばれるなんて、とても名誉なこと。いつにも増して心を込めて栽培しました」と話していた。