国見の棚田で行われた稲刈り

国見の棚田で行われた稲刈り

国見の棚田で行われた稲刈り

国見の棚田で行われた稲刈り 国見の棚田で行われた稲刈り 国見の棚田で行われた稲刈り

 【那須烏山】「日本の棚田百選」に選ばれている「国見の棚田」を守ろうと、地元有志が地主から田んぼを借り、4年前からコメ作りを行っている。28日には約10人が参加し、3回目の収穫が行われた。有志がコメ作りを行っている棚田はまだ1枚だが、将来的に耕作面積を拡大できないか検討している。

 小木須地区の「国見の棚田」(2・2ヘクタール)には以前、山あいにらせんを描くように50枚の水田が並んでいた。しかし傾斜地での耕作の難しさや担い手の高齢化などで、最盛期に7~8戸いた耕作農家は現在1戸だけに減少。耕作放棄地となった棚田は管理が行き届かなくなり、荒廃が進んでいる。

 こうした現状を見かね、有機農業の担い手や就農者の育成などに取り組む中山の帰農志塾(きのうしじゅく)の戸松正行(とまつまさゆき)代表(40)が、4年前に地主から土地を借り、ボランティアでコメ作りを始めた。戸松さんの声掛けで市内外から有志が集まり、田植えや除草、稲刈りを行ってきた。収穫したコメは、有志で分け合う。コメ作り3年目となる今年は5月26日に田植えを行い、夏場に除草を3回行った。