左胸に「古河電工」のロゴが入ったバックスの新ユニホームイメージ(提供)

 アイスホッケーアジアリーグのHC栃木日光アイスバックスは2日、前身の実業団チームの親会社である古河電工がユニホームスポンサーとしてチーム支援に加わることを発表した。4日に日光霧降アイスアリーナで行われる王子戦(午後6時半開始)から、左胸に「古河電工」の文字が入ったユニホームで戦う。

 1925年に日本最古の実業団アイスホッケー部として創設された古河電工アイスホッケー部は、親会社の業績悪化などを理由に98-99年シーズンを最後に活動を休止。チームは消滅の危機を迎えながらも市民クラブとして再出発し、その後プロ化。運営母体は日光アイスバックスとちぎなどを経て現在の栃木ユナイテッドに受け継がれ、昨季はクラブ創設20周年の節目を迎えた。

 古河電工がバックスをスポンサー支援するのは廃部後初。同社の小林敬一(こばやしけいいち)社長(60)は「弊社アイスホッケー部の活動休止からバックスを支えてきた皆さまに深い敬意を表し、応援の輪に加わる機会を頂き感謝している。皆さまと一緒に声援を送り、地域支援活動も進めていきたい」とコメントを発表した。

 バックスのセルジオ越後(えちご)シニアディレクター(74)は「日本のスポーツ界において一度(支援を)やめてから戻ることは歴史的にも貴重な出来事。ファン、スポンサー、地域の方々がアイスホッケーの灯を絶やさなかったおかげ」と感謝している。