宮中に奉納するコメを収穫する参列者

 【那須烏山】宮中に奉納する献穀米を刈り取る「新嘗祭献穀米御収穫祭」が1日、熊田、農業川上善次(かわかみぜんじ)さん(68)、妻の明実(あけみ)さん(65)の水田で行われた。

 JAなす南役員や組合員らで構成する実行委員会が主催。祭壇で祭事が執り行われた後、絣(かすり)の着物に編み笠(がさ)姿の刈女(かりめ)や参列者が鎌を手に田んぼに入り、頭を垂れる稲穂を丁寧に刈り取った。

 善次さんは「8月の猛暑や9月の台風など心配も多かったが、この日を迎えられてほっとしました」と話した。献穀米の収穫は県内市町が毎年持ち回りで実施しており、本年度は9月20日に那珂川町で収穫されたアワとともに献上される。