分譲型ホテルのイメージ

 環境省は30日から、国立公園内に、一室単位での販売などができる「分譲型ホテル」の設置を条件付きで認可する。従来は公園利用者の公平性の観点から認めていなかったが、民間投資を促し、宿泊の質の向上や、廃虚化した宿泊施設の改修・撤去につなげるため方針を転換した。日光国立公園内の中禅寺湖畔や鬼怒川温泉街などでは廃屋が景観を阻害しているエリアもあり、規制緩和が打開策になるかが注目される。

 外国人利用増を図る国立公園満喫プロジェクトの一環。乱開発を防ぐため、同省は省令を改正し、(1)廃業や休業施設が目立つエリアの再活性化に資する(2)景観を損なう廃屋や老朽化施設の改築、建て替えを伴う-のいずれかに該当する計画だけを認める。