行列を作り「御神湯」(中央)を運ぶ参列者たち

御神湯(中央手前)に舞を奉納するみこ

塩原温泉街の各地区の代表者に御神湯が配られた「分湯式」

「分湯式」で御神湯をくむみこたち

御神湯(中央手前)に舞を奉納するみこ

塩原温泉発祥の元湯で行われた「御神湯」の「湯汲み式」

行列を作り「御神湯」(中央)を運ぶ参列者たち 御神湯(中央手前)に舞を奉納するみこ 塩原温泉街の各地区の代表者に御神湯が配られた「分湯式」 「分湯式」で御神湯をくむみこたち 御神湯(中央手前)に舞を奉納するみこ 塩原温泉発祥の元湯で行われた「御神湯」の「湯汲み式」

 【那須塩原】塩原温泉街の観光関係者や住民らが温泉の恵みに感謝し、末永い繁栄を祈願する古式湯まつりが29日、同所で行われた。江戸初期に温泉の湧出が一時途絶えたが、住民らの祈りで復活したという故事にちなみ始まり、60年近く続く伝統行事。同温泉発祥の地とされる元湯地区でくまれた御神湯を、温泉街各地区の代表者が受け取り、それぞれの温泉神社などに奉納した。

 806年に発見されたと伝わる塩原温泉。現在の元湯地区を中心に民家や三つの温泉場があったが、1659年に山津波が発生し、集落が土砂に飲み込まれ源泉が枯渇。住民らは復興を願い、地元の温泉神社に祈りをささげ再び湧出したという。同まつりは1963年に始まった。

 この日は午前11時ごろ、元湯地区で神事が行われ、源泉から御神湯をくんだ後、塩原八幡宮(はち

まんぐう)に奉納した。午後1時半すぎから狩衣(かりぎぬ)や紋付きはかま、白装束などを着た約100人が分湯行列を作り、市塩原支所を出発した。