代理人弁護士とともに記者会見に臨む貴ノ富士関(中央)=27日午後、文科省

記者会見する貴ノ富士関=27日午後、文科省

記者会見で頭を下げる貴ノ富士関(中央)=27日午後、文科省

記者会見する貴ノ富士関(中央)と弁護士ら=27日午後、文科省

記者会見する貴ノ富士関=27日午後、文科省

記者会見する貴ノ富士関(左)=27日午後、文科省

代理人弁護士とともに記者会見に臨む貴ノ富士関(中央)=27日午後、文科省 記者会見する貴ノ富士関=27日午後、文科省 記者会見で頭を下げる貴ノ富士関(中央)=27日午後、文科省 記者会見する貴ノ富士関(中央)と弁護士ら=27日午後、文科省 記者会見する貴ノ富士関=27日午後、文科省 記者会見する貴ノ富士関(左)=27日午後、文科省

 大相撲の付け人力士に2度目の暴力を振るったとして、日本相撲協会から自主引退を促された小山市出身の西十両5枚目貴ノ富士関(22)=本名上山剛(かみやまつよし)、千賀ノ浦部屋=は27日、東京・千代田区の文部科学省で記者会見し、「自分には相撲しかない。土俵に戻って相撲道に精進したい」と現役続行の希望を明言した。

 2人の代理人弁護士と会見に臨んだ貴ノ富士関は弟弟子への暴行、差別的発言を事実と認めて謝罪する一方、「引退勧告の処分はあまりにも重く受け入れられない」と強調。代理人の鈴木利広(すずきとしひろ)弁護士(東京弁護士会)は「再発防止策の検討もないまま処分が下された。社会的にも不当だ」と暴力根絶に向けた協会のガバナンスにも疑問を投げ掛けた。今後、法的手段に訴える可能性については「協会のコンプライアンス委員会がどのように議論するかを静観したい。すぐに裁判ということにはならない」と述べた。

 協会によると、貴ノ富士関は8月31日、自分より先に風呂に入ってあいさつをしなかった付け人の序二段力士の頭をげんこつでたたき、力士3人が部屋から脱走。さらに言いつけられた仕事を忘れたり仕事で失敗したりした新弟子に対して「ニワトリ」などの差別的発言を繰り返した。

 「貴公俊(たかよしとし)」のしこ名だった昨年春場所中(当時は貴乃花部屋所属)に付け人を殴打したとして1場所出場停止の処分を受けており、今回の事態を重く見た協会は26日の理事会で、事実上の引退勧告処分となる自主引退を促す決議を行っていた。