魯山人が制作した磁器「九谷風鉢」(笠間日動美術館提供)

魯山人が制作した陶器「織部花器」(笠間日動美術館提供)

鎌倉の自邸ベランダでくつろぐ晩年の北大路魯山人(笠間日動美術館提供)

魯山人が制作した磁器「九谷風鉢」(笠間日動美術館提供) 魯山人が制作した陶器「織部花器」(笠間日動美術館提供) 鎌倉の自邸ベランダでくつろぐ晩年の北大路魯山人(笠間日動美術館提供)

 【芳賀】陶芸や絵画など幅広い分野で才能を発揮し、美食家としても知られる北大路魯山人(きたおおじろさんじん)(1883~1959年)の作品や業績を紹介する企画展「魯山人の宇宙 -美と食を極めた稀代(きだい)の芸術家-」が28日、町総合情報館(知恵の環館)で始まる。名品の「九谷風鉢(くたにふうはち)」や「織部花器」といった陶磁器、掛け軸、水彩画など計30点を展示するほか、魯山人が設計した茶室を本県で初めて館内に部分再現する。12月8日まで。

 魯山人は京都出身。若い頃から書家や篆刻(てんこく)家として名をなし、陶芸や漆工芸など幅広い分野で優れた作品を生み出した。食通としても知られ、1925年に東京で会員制高級料亭「星岡茶寮(ほしがおかさりょう)」を開き、食器は北鎌倉(神奈川県)に築いた「星岡窯(せいこうよう)」で制作した。