二つの税率が設定してある電卓などが並ぶ上野文具本店の売り場=25日午後、宇都宮市池上町

 10月1日の消費税増税が近づく中、県内の文具店などには軽減税率に対応した商品が目立ち始めている。特に電卓が売れており、対応レジの導入が間に合わない事業者が購入しているという。「軽減税率対象」などと示すゴム印も登場しており、店の関係者は「伝票などに使う機会が増えるのではないか」と需要の高まりを期待している。

 宇都宮市池上町の上野文具本店には、8%と10%の両方の税率を設定した電卓などが並ぶ。今月に入り売れ行きが伸びており、同店の日下田洋輔(ひげたようすけ)店長(38)は「軽減税率に対応したレジを購入できていない店の方が買っていくケースが目立つ」と話す。二つの税率の計算が必要なテークアウト商品を扱う飲食店の事業者などが必要としているという。