認知症への理解を訴えて走るランナーたち=22日午後、宇都宮市星が丘1丁目

 認知症になっても安心して暮らせる街を目指して患者や家族、支援者らがたすきをつなぐリレーイベント「RUN伴(とも)栃木2019」が21、22の両日、県内18市町で開かれた。2日間でランナー約760人が参加し、各地を走りながら認知症への理解を呼び掛けた。

 RUN伴は、NPO法人認知症フレンドシップクラブ(東京都)が主催する全国規模のイベント。2011年に北海道で始まり、県内では15年から毎年、ボランティアらによる実行委員会が開催している。今年は6月に北海道でスタートし、11月に熊本県でゴールを迎える予定。

 宇都宮市では22日、元今泉7丁目の「デイホーム孫の手・宮ひがし」を発着点に行われた。ランナーたちは認知症支援のシンボルカラー、オレンジ色のTシャツを着て、病院や高齢者施設などを経由しながら約20キロのコースをリレーして走った。

 初めて参加した同市中岡本町、会社員新田愛子(にったあいこ)さん(41)は約5キロを走り終え、「このイベントを入り口に認知症について少しでも知ってもらえたらうれしい」と話していた。