日本代表のトライが決まり喜ぶ国学院栃木高ラグビー部の部員たち=20日午後8時40分、国学院栃木高

日本代表の逆転トライに盛り上がるラグビーファン=20日午後8時35分、宇都宮市馬場通り3丁目

日本代表のトライが決まり喜ぶ国学院栃木高ラグビー部の部員たち=20日午後8時40分、国学院栃木高 日本代表の逆転トライに盛り上がるラグビーファン=20日午後8時35分、宇都宮市馬場通り3丁目

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会の記念すべき開幕戦が行われた20日夜、日本代表の勝利を目に焼き付けようと、県内ファンも熱い声援を送った。中心選手として出場したスタンドオフ田村優(たむらゆう)(30)の母校・国学院栃木高では、後輩ラガーマンが田村選手のプレーにくぎ付けとなった。宇都宮市内のスポーツバーでも激しいタックルに歓声が上がり、4トライを奪う逆転勝ちに酔いしれた。

■田村のプレーに歓声 母校・国学栃木高後輩ら

 先発出場した田村優の母校・国学院栃木高では、恩師、ラグビー部吉岡肇(よしおかはじめ)監督(57)をはじめ同部員ら約100人が、先輩のプレーに大きな声援を送った。

 試合開始前、テレビで田村の名前が呼ばれると「おーし」「いけー」と大歓声。吉岡監督は緊張した表情を見せながら、田村の高校時代に思いをはせ「やっとここまできた。後は存分にラグビーをしてほしい」とエールを送った。

 試合は序盤、相手に先制を許すなど劣勢の展開だったが、田村のピンチをしのぐキックや大柄な選手を華麗にかわす動きなど、一つ一つのプレーに大きな歓声が上がった。

 リードして迎えた後半は、重要な局面でペナルティーゴールを決めた田村。同じスタンドオフの3年伊藤耕太郎(いとうこうたろう)さん(17)は「あのキックを見習いたい」。後半26分に交代が告げられると、温かい拍手で田村の活躍をねぎらった。

 同部主将の3年北村瞬太郎(きたむらしゅんたろう)さん(17)は「身近な人がすごい試合に出ているのはとても誇り」。吉岡監督は「プレッシャーの中で冷静にやっていた。最後のゴールも見事に決めて立て直してくれたし、今後の活躍に期待したい」と話した。