伐採前のアカマツ林=2018年4月、宇都宮市下栗町(ミツトヨ提供)

 高根沢町大谷に決まった「大嘗祭(だいじょうさい)」の斎田(さいでん)「悠紀田(ゆきでん)」で行われる収穫の儀式「斎田抜穂(ぬきほ)の儀」会場に、ミツトヨ宇都宮事業所(宇都宮市下栗町)で伐採されたアカマツが使われることが20日、ミツトヨへの取材で分かった。床材に充てられるという。同社は「栃木のコメが大嘗祭に使われると決まったことにも、ご縁を感じる」とし、伐採後の有効活用を喜んでいる。

 同事業所では1944年の操業時から、敷地内のアカマツ林を管理し存続させてきた。しかし、操業以来、最大規模となる事業所の再開発に際し昨年末、176本を伐採した。樹齢は80~100年に及ぶ。

 倉庫建設など再開発工事を手掛ける大林組(東京都港区)は伐採から請け負った。剪定(せんてい)など手入れされてきたアカマツだったため、建材として使うことが検討される中、抜穂の儀で活用されることにつながったという。