長身を生かし、前線でボールを収める栃木SCのFW金(右)。ゴール奪取のキーマンとして期待される=14日のホーム福岡戦より

 明治安田J2は22チーム中20チームが第32節まで消化し、残り10試合となった。栃木SCは通算4勝13分け15敗の勝ち点25でJ3降格圏の21位とリーグ残留に危険信号がともっている。土俵際からの巻き返しはなるか。今季最終盤の戦いに向け、浮上の可能性を探った。

 栃木SCは後半戦初戦となった第22節の山口戦で今季4勝目を挙げたが、第23節の横浜C戦(1-2)から10戦白星なし。特に下位同士で争った第28節の町田戦(△0-0)、第31節の岐阜戦(△0-0)、前節の福岡戦(●0-1)で勝ち点3を積み上げられなかったことが痛かった。

 チームは後半戦から「残留」を第一目標に掲げ、5バック気味で守備を固める戦術に変更。だが、押し込まれる展開の中でセカンドボール奪取率やフィニッシュ精度の低さなどの課題を克服できぬまま、直近5試合は無得点。ワントップのFW大黒将志(おおぐろまさし)は後半戦わずか1得点と本領を発揮できずにいる。