ラグビーW杯のキーホルダーを手にする中村さん=13日午後、東京都杉並区

ラグビーW杯で医務運営の責任者を務める中村さん=13日午後、東京都杉並区

ラグビーW杯のキーホルダーを手にする中村さん=13日午後、東京都杉並区 ラグビーW杯で医務運営の責任者を務める中村さん=13日午後、東京都杉並区

 20日に開幕するラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で、大田原市の地域ラグビークラブ「でんでん虫クラブ」に所属する医師中村明彦(なかむらあきひこ)さん(64)=東京都杉並区=が、医務運営の責任者「トーナメントメディカルディレクター」(TMD)を務める。各国代表チームの国内キャンプ地で医療サービスの提供や試合会場での医師の任命といった重責を担う。「選手第一を徹底し、万全の医療体制で支えたい」と決意する。

 都内で外科・小児科の医院を開業する中村さんは、日本ラグビー協会のメディカル委員長などを務め、2015年から大会組織委員会のTMDに就いた。

 各国チームが滞在する23都道府県のキャンプ地では、地元の協会や医療機関と連携し、練習中のけがやホテルでの体調不良、歯痛など症状に応じて受け入れる医療機関をリスト化した。各地で同じレベルの治療がすぐにできるようにした。

 TMDのもう一つの役割が、各試合で医師2人が担当する「マッチドクター」の任命。マッチドクターは、選手が頭を打った時の脳振とうの判定と、出血の際に一時的な選手交代が必要かどうか程度を見極める。