レトロリゾート西大芦の配置計画案

市と基本協定を締結した大竹社長(右)

レトロリゾート西大芦の配置計画案 市と基本協定を締結した大竹社長(右)

 【鹿沼】旧西大芦小の利活用を検討する市は19日までに、建物メンテナンス会社JM(東京都千代田区)と、観光交流型複合拠点施設「レトロリゾート西大芦」事業の施設整備に関する基本協定を結んだ。地域と連携した観光・宿泊事業などを手掛ける予定で、2021年4月のオープンを目指す。豊かな自然を生かし地元住民同士の交流や観光誘客の拠点とするほか、災害避難場所の機能も持たせながら地域活性化を進めたい考えだ。

 昨年3月に閉校した同校の利活用を目的に行った対話型市場調査で、同社が同事業を提案した。市は同社を優先交渉権者とし、地元住民らと6回にわたり協議。基本協定を締結し、整備を委ねることになった。

 同校の敷地面積は約8600平方メートル。校舎は3階建てで、床面積は約2400平方メートル。1階には西大芦コミュニティセンターやへき地巡回診療所が移転されるほか、地域住民や観光客が自由に利用できる交流スペースも設置予定。2、3階は主に宿泊施設となる。給食で使われた食堂はレストランとなり、地場産品を使った料理を提供。校舎裏には入浴施設を新設、体育館はスポーツ施設として改修されるほか、校庭の一部は駐車場としても利用される。20年度に着工予定。