大嘗祭で使う米を栽培している悠紀田の周辺=18日午後3時、高根沢町大谷

収穫期を迎えている高根沢町大谷地区の田=18日午後

大嘗祭で使う米を栽培している悠紀田の周辺=18日午後3時、高根沢町大谷 収穫期を迎えている高根沢町大谷地区の田=18日午後

 宮内庁は18日、11月に行われる皇位継承に伴う重要祭祀(さいし)「大嘗祭」で使う新米を収穫する斎田「悠紀田(ゆきでん)」を高根沢町大谷にある水田(1227平方メートル)に、耕作者の「大田主(おおたぬし)」を同所の石塚毅男(いしつかたけお)さん(55)に決めたと発表した。使用するコメの品種は本県オリジナルの「とちぎの星」。稲を刈り取る収穫の儀式「斎田抜穂(さいでんぬきほ)の儀」の具体的な日程は未定だが、早ければ今月中、遅くとも来月初旬には行われるとみられる。

 石塚さんは「不安だらけだが、精いっぱい頑張りたい」と意気込みを語った。

 大嘗祭で使われるコメの産地は、日本の東側である悠紀(ゆき)地方と、西側の主基(すき)地方から1カ所ずつ選ばれる。5月に行われた「斎田点定(さいでんてんてい)の儀」で、コメの産地は本県と京都府に決まった。

 大嘗祭は即位した天皇が執り行う重要な祭祀とされる。悠紀田や大田主は今月、宮内庁から依頼を受けたJA栃木中央会が、推薦した。同日、宇都宮市平出工業団地の県JAビルで開かれた記者会見でJA栃木中央会の高橋武(たかはしたけし)会長は「本県の農業事情を加味し選定した。自信を持って推薦できる」と胸を張った。