認知症患者やその家族の見守り役となる県内の「認知症サポーター」が今年3月末に20万人を超えたことが14日までに、全国キャラバン・メイト連絡協議会のまとめで分かった。各市町の積極的な取り組みなどが奏功し、県が掲げた2020年度末に19万2千人という目標を前倒しで達成した。県は「県全体として認知症への理解が十分とは言えない」としており、引き続き正しい知識の啓発や養成講座の質の向上に取り組んでいく考えだ。21日は世界アルツハイマーデー。

 認知症サポーターは市町などが開く養成講座を受講すると認定される。高齢化の進展で国が普及に乗り出したことなどもあり、県内では11年度末の5万9129人から毎年増加。14年度末には10万4981人と10万人を超えた。16年度末には15万人を達成し、18年度末には20万2352人となった。

 県高齢者支援計画「はつらつプラン21(7期計画)」(18~20年度)では、17年末に17万1千人だった認知症サポーターを毎年7千人ずつ増やし、20年度末に19万2千人とする目標を設定。計画初年度にして、最終年度の目標を達成したことになる。