福田知事(右)から県スポーツ功労賞を授与された楢崎=12日午前9時35分、県庁

 スポーツクライミング世界選手権男子複合で初優勝し、来夏の東京五輪代表に決まった宇都宮市出身の楢崎智亜(ならさきともあ)(23)=TEAM au=が12日、県庁を訪れ、3度目となる知事特別表彰の「県スポーツ功労賞」を受賞した。世界選手権のメダルを披露した楢崎は「まだまだ強くなれる」と五輪金メダルへの意欲を語った。

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 楢崎は6月にワールドカップ男子ボルダリングで3年ぶり2度目となる年間総合優勝に輝いた。8月に都内で開催された世界選手権ではボルダリングの単種目で2大会ぶり2度目の優勝を飾り、東京五輪の出場権が懸かった複合種目でも男女を通じて日本人初の金メダルを獲得し、県勢第1号となる東京五輪代表入りを決めた。

 授与式で、楢崎は世界選手権で手にした台形の金メダル二つを首に掛けて登場。福田富一(ふくだとみかず)知事と握手を交わし、表彰状を受け取った。

 懇談の中で、福田知事から勝ち続ける秘訣(ひけつ)を尋ねられると「自信が一番の武器。自分の選択に自信を持って動けるかということが勝負を分ける」と語った。来夏の東京五輪に向けては「どこまで強くなれるか自分でも分からないが、まだまだ強くなれると思う」と、さらなる成長を誓った。

 福田知事は「来年はぜひ同じ色の丸いメダルを獲得してください」と激励。JA全農とちぎは県産農産物を贈った。同日、楢崎選手は宇都宮市役所も訪れ、市長特別賞を受賞した。