21試合に登板し、防御率0・00の栃木GBの左腕ジョン

 野球独立リーグ・ルートインBCリーグ東地区の栃木ゴールデンブレーブス(GB)が後期通算22勝5分け9敗の好成績でリーグ加入3年目で初の半期優勝を果たした。今季は首脳陣の若返りを図り、栃工高出身で前巨人の寺内崇幸(てらうちたかゆき)新監督を招聘(しょうへい)したほか、小山高出身の飯原誉士(いいはらやすし)選手兼ヘッドコーチ、作新高出身でロッテから派遣された岡田幸文(おかだよしふみ)外野守備走塁コーチの“栃木体制”に変更。前期は優勝した群馬に6・5ゲーム差の3位に終わったが、後期は投打がかみ合って頂点に立った。

 飛躍をもたらした最大の要因は通年でリーグ4位の防御率3・64をマークした投手陣の踏ん張りだ。前中日の若松駿太(わかまつしゅんた)がリーグ2位の13勝、前ソフトバンクの斎藤誠哉(さいとうせいや)が10勝と2人が先発の柱として期待に応えた。

 救援陣は最速161キロを誇る元ソフトバンクの北方悠誠(きたかたゆうじょう)が5月に米大リーグのドジャースとマイナー契約を結びチームを離れたが、6月に加入した元豪州代表で203センチ左腕のジョンが21試合に登板し防御率0・00とクローザーに定着。橋詰循(はしづめじゅん)、金本享祐(かねもときょうすけ)をセットアッパーに回せたことで質と厚みが増し、「先行逃げ切り」の勝ちパターンが確立した。