国の特別天然記念物で絶滅危惧種のコウノトリなど希少な動植物が生息する環境を守ろうと、小山市は9日、「渡良瀬遊水地の保全と再生及び賢明な活用に関する条例案」を市議会に提出した。遊水地内で市の行政区域に限り、小型無人機のドローンやラジコンなどの飛行を全面禁止する。罰則規定はない。可決されれば10月上旬にも施行される。

 遊水地に隣接する4県5市町の中では、小山市が先陣を切って条例で遊水地内のドローン飛行規制に踏み切る形となる。禁止行為の中には、遊水地内での花火打ち上げ、ゴルフの打ちっ放しなども含まれる。監視には市職員のほか、条例の理念を理解して登録した希望者を「渡良瀬遊水地見守り隊員」として市長が委嘱し活動に当たらせる。