荒井退造の生涯を英文でまとめた小冊子を自費出版した尾花さん

 【佐野】植上町、英語塾経営尾花好信(おばなよしのぶ)さん(66)がこのほど、太平洋戦争末期に沖縄県警察部長を務めた宇都宮市出身の荒井退造(あらいたいぞう)の生涯を英文でまとめた小冊子「The story of Taizo Arai」を自費出版した。沖縄県で疎開事業に力を尽くした荒井の偉大さを、より多くの人に知ってもらおうと、約1年かけて執筆した。尾花さんは「荒井氏の功績を学びながら、英語学習にも役立つような本を作ったつもりだ」と話している。

 荒井は、現在の宇都宮市上籠谷町生まれの警察官僚。1943年に沖縄県警察部長に就任し、45年までに7万人以上の県民を県外に疎開させたとされる。

 尾花さん自身も「荒井氏については、ほんの少しの知識しかなかった」というが、新聞記事などで荒井の功績を再確認。自分なりの形で荒井の足跡をまとめようと、英文で小冊子を製作することを決めた。