栃木GBの得点に盛り上がる応援団=5日午後、茨城県美浦村の光と風の丘公園野球場

 リーグ参入3年目でついに、この瞬間が訪れた。野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(GB)が5日の茨城戦で勝利し、球団史上初の半期優勝を決めた。球場で応援に声を枯らしたファンや本拠地である小山市の市民からは祝福の声が上がった。

 茨城県美浦村の「光と風の丘公園野球場」に駆け付けた栃木GBファンは40人超。私設応援団が作成した「金色の勇者は金色の王者へ」の横断幕をバックにラッパや太鼓で熱のこもった応援を繰り広げ、一挙5点を追加した四回は「県民の歌」が何度も響き渡った。副応援団長の小山市城東7丁目、会社員丹羽拓人(にわたくと)さん(26)は「初優勝の重圧がある中でいつも通りの野球をしている」と頼もしそうにナインを見詰めた。

 九回2死から金本享祐(かねもときょうすけ)投手が三振を奪い優勝が決まるとファンの喜びは爆発。黄色の風船と紙テープが飛び交い「いいぞ、いいぞ栃木」のコールを大合唱し、寺内崇幸(てらうちたかゆき)監督の胴上げに拍手を送った。応援団長の宇都宮市若草、大学3年生渡辺晋(わたなべすすむ)さん(20)は「優勝まで長いようで短かった。栃木GBは生活の中でなくてはならない存在」と興奮気味に話した。