「仙禽 オーガニック ナチュール」と陶器の酒器=4日午後、さくら市

トークショー形式で思いを語る三上さん(左)と薄井社長=4日午後、さくら市

「仙禽 オーガニック ナチュール」と陶器の酒器=4日午後、さくら市 トークショー形式で思いを語る三上さん(左)と薄井社長=4日午後、さくら市

 日本酒「仙禽(せんきん)」蔵元のせんきん(さくら市馬場、薄井一樹(うすいかずき)社長)は、同市内で採取した土や大谷石を原料に作陶した酒器で仙禽を味わう、地域の気候風土を大切にした飲み方「テロワールのかたち」の提唱に乗り出す。薄井社長と東京芸大准教授で陶芸家の三上亮(みかみりょう)さんが4日、対談形式の記者発表会で明らかにした。

 テロワールは仏語。気候風土を表し、産地固有の味わいを指す。

 せんきんはテロワールを重視し、仕込み水と同じ水脈上の地元で栽培された米を原料に日本酒を醸している。また県内では唯一の木おけを使い、蔵付き酵母による古来醸造法で醸す「仙禽 ナチュール」を造る。