【小山】定例市議会一般質問初日の4日、3人が質問した。大久保寿夫(おおくぼとしお)市長ら執行部は(1)風疹対策を強化し、市内の対象者2万1557人に予防接種無料クーポンを発送する(2)子どもの貧困対策の中で母子家庭への支援を強化する-などと答弁した。質問者は小林英恵(こばやしはなえ)(市政会)、荒川美代子(あらかわみよこ)(公明党議員会)、苅部勉(かりべつとむ)(おやま創生会)の各氏。  

 ■風疹予防接種

 妊娠している女性が感染すると赤ちゃんに障害が残ることのある風疹の感染拡大を防ごうと、国は抗体保有率の低い1962年4月1日~1979年4月2日生まれの男性を対象に今後3年掛けてクーポン券を発送し、抗体のなかった人に無料で接種している。

 6月19日時点で市内の対象者は2万1557人。このうち本年度は9637人にクーポン券を発送した。6月中に抗体検査を受けたのは295人。このうち予防接種の必要があると判定された人は70人おり、実際に接種したのは8人だった。荒川氏の質問に浅見貴幸(あさみたかゆき)保健福祉部長が答えた。

 ■子どもの貧困対策

 市が昨年実施した「子どもの生活実態調査」の結果、子どもの貧困率は10・2%で、このうち世帯構成としては母子家庭の割合が35・8%と最多だった。 浅見保健福祉部長は母子家庭への支援を強化するため、母子家庭の困り事や市への要望などを直接聴き取ることを明らかにし「第2次子どもの貧困撲滅5か年計画(2020~24年度)の重点取組事業として反映していく」と述べた。小林氏が質問した。