「みなとオアシス」の核施設の一つとなる佐野インランドポート=6月20日、佐野市戸奈良町

 港湾物流の拠点「佐野インランドポート(IP)」がある佐野市に、“港版の道の駅”とされる「みなとオアシス」が内陸部で初めてお目見えする見通しとなった。市やIP、商業施設などで先月発足した運営協議会が近く、国土交通省に登録を申請する。早ければ11月にも登録され、全国のみなとオアシスと連携し、各港ならではの海産物の販売や海鮮料理の提供も可能となる。市の担当者は「クルーズ船で横浜港などに立ち寄る観光客にもツアーの中継地点としてアピールし、地域振興につなげたい」と意気込んでいる。

 岡部正英(おかべまさひで)市長が2日の定例記者会見で明らかにした。登録後の活動については「地域住民や観光客、クルーズ旅客が交流するイベントのほか、特産物の販売、災害時の支援なども行っていきたい」と述べた。

 みなとオアシスは、港を核としたまちづくりを促進しようと、同省が2003年に制度を設けた。これまで全国の港湾に計131カ所設置され、関東では茨城や千葉、横浜など七つの港に誕生。全国の各施設持ち回りで「みなとオアシスSea級グルメ」大会を開くなど連携を深めている。