【鹿沼】1日に投開票が行われた市議選は午後11時に投票結果が確定し、前回より30分早まった。最新の投票用紙分類機の導入、開票作業従事者の熟練などが“勝因”となった。

鹿沼市議選の結果

 市議選結果の確定時間は4年前の2015年が午後11時半、11年が午後11時28分、07年が午後11時48分、03年は午前0時だった。人口が同規模の他自治体と比べ遅いとの声もあった。

 市がこれまで使ってきた分類機は投票用紙を段階的に分類する必要があったが、今回は新型のデモ機2台を使用し、27人の候補者や白票などが1回で分類できた。市選挙管理委員会の担当者は「初めてなのでトラブルが起きる可能性もあり不安もあったが、確実に時間短縮できた」と話す。

 4月の県議選、7月の参院選とほぼ同じ職員が作業に携わり、要領を得たのも大きかった。立会人もスムーズな確認を行った。

 市選管の麦倉実(むぎくらみのる)事務局長(60)は「まだまだ改善の余地はあると思う。早く正確な開票作業を目指したい」と話した。市人事課の概算によると、確定が30分早まったことで職員の残業代(約130人分)は14万3千円抑えられたという。