蔵の街並みを背にSUPを体験する参加者ら

 【栃木】市中心部の巴波(うずま)川でこのほど、水上スポーツ「スタンドアップパドルボード(SUP)」の一般向け体験ツアーが始まった。昨年市内に移住した宇都宮市出身の会社代表遠藤翼(えんどうつばさ)さん(30)=泉町=が、インストラクターを務め企画。川遊びに親しむとともに、かつて舟運で栄えた蔵の街を水上から楽しんでもらうのが狙いだ。

 SUPは長さ3~4メートルのボードの上に立って乗り、パドルをこぐ。一般的なサーフボードと比べサイズが大きく安定していることから、水中に落ちる心配が少なく、初心者でも挑戦しやすい。

 遠藤さんは、2014年から横浜市の河川でSUPを通じ水辺の魅力を発信する活動を行っていた。昨年、妻の百合子(ゆりこ)さん(36)が市地域おこし協力隊になったのをきっかけに移住。江戸との舟運で街の商業を支えた歴史があり、水深も約50センチと比較的浅い巴波川に着目した。

 ツアーは冒頭、遠藤さんがSUPの乗り方や注意事項を説明。泉町の荷揚げ場「平柳河岸」から下流の幸来橋付近まで1・3キロを、1時間半ほどかけゆったりとこぐ。蔵の街並みやコイとの並走なども楽しめる。

 遠藤さんは「近年は日常的に川に入る機会が少なくなったが、川に親しむきっかけになれば。蔵の街並みも合わせて楽しんでほしい」としている。

 問い合わせと事前予約は、インターネットの専用申し込みフォームから。ツアーは1日2回(午前8時半、午後3時半)、1回1~2人。1人4500円、2人で7500円。