濃霧に包まれた登山道脇で花を付けるリンドウ=30日午前、那須町湯本

 秋の訪れを告げる青紫色のリンドウが、那須岳(茶臼岳)で咲き始めた。

Web写真館に別カットの写真

 リンドウは、那須ロープウェイ山頂駅から姥ケ平に向かう道や、峰の茶屋跡から朝日岳に続く道の脇などに自生している。同ロープウェイによると、今年は20日すぎに咲き始めたが、天候の影響などで例年より開花が遅れ気味という。

 30日は朝から広範囲が濃霧に包まれ、登山客は少なめ。徐々に雨が強くなる中、雨露にぬれたかれんなリンドウが風に揺れていた。

 同ロープウェイの江田康範(えだやすのり)所長(71)は「9月中旬ごろまでは楽しめる。リンドウの花を見ながら那須の秋の訪れを感じてもらいたい」と話していた。