【那須烏山】市指定無形民俗文化財の森田獅子舞と下境ささら獅子舞が24、25の両日、森田の森田宿集会センターと下境の稲積神社で行われた。
森田獅子舞は1590年ごろに天変地異が相次ぎ、弁財天を祭り五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈願したのが由来とされる。
24日夜、笛の音に合わせ3頭の獅子が登場し、腹にくくりつけた太鼓を打ちながら伝統の舞を披露。終盤にひょっとこやおかめ、てんぐなども登場し、ユーモラスな動きで観客を楽しませた。
下境ささら獅子舞は江戸時代中期から伝わるもので、五穀豊穣や嵐よけなどを祈願し毎年奉納している。
25日、神社境内で地元の小学生が扮(ふん)する3頭の獅子が、大人たちが演奏する笛の音に合わせ小気味良い舞を披露。大勢の見物客が集まり、獅子舞をカメラに収めていた。