「ケズ見のご褒美」を披露する野村さん

 【那須塩原】市民グループ「塩原のかたりべ」の設立15周年を記念した「民話がたり」が24日、関谷の市ハロープラザで開かれ、野村和子(のむらかずこ)さん(90)=西栄町=が、塩原地区に伝わる民話を披露し来場者を魅了した。「塩原のかたりべ」によると、90代の現役語り部は県内で珍しい。設立直後から活動を続ける野村さん。この日も持ち味の子どもに話し掛けるような優しい口調で語った。

 「塩原のかたりべ」は2004年に設立。現在は市民12人が所属し、市内の小学校や高齢者施設などで口演を行っている。野村さんは立ち上げ口演(こうえん)を見たのがきっかけで入会し、毎月5回ほど出演している。長年活動を続けていることについて、野村さんは「私の話を楽しみにしたり、喜んでくれたりする人がいるのがやりがい」と笑顔をみせる。また「仲間が支えてくれている」と感謝する。