【佐野】普段は入れないバスの車庫内を見られる「JRバス関東親子バス車庫見学会」が27日、越名町の同社佐野支店で開かれ、親子連れ計13人が参加した。
市と同社は5月に公共交通や観光振興などに関する包括連携協定を締結している。今回の見学会は同協定に基づく第1弾事業として実施した。
参加者は、リフトで持ち上げられた重量約15トンのバスを間近で見学。普段は目にできないバスの底面の構造を、興味津々の様子で眺めていた。その後、見晴らしの良い新型の2階建てバスに乗り込み、東北自動車道での短いドライブも楽しんだ。
参加した栃木市岩舟町静、岩舟小6年落合秀和(おちあいしゅうわ)君(11)は「バスには消火装置が付いていると初めて知った。バスをこうやって間近で見ると感動する」と話していた。
見学会は28日にも実施し、約50人が参加する予定。