全国中学スポーツは24日、大阪市のヤンマースタジアム長居ほかで各競技を行い、陸上女子100メートル障害で田沼東中3年の中里百葉(なかざとももは)(14)が13秒65で同種目の県勢初優勝を飾った。体操の男子個人総合は宮の原中3年の谷田雅治(たにだまさはる)(14)が52・150点で頂点に立った。陸上男子1500メートルは山口彰太(やまぐちしょうた)(足利二)が準優勝した。
県中学記録(13秒61)保持者の中里は23日の予選で14秒01、24日の準決勝で13秒93をマーク。決勝は混戦となったが、2着の選手に0秒03差で競り勝った。
体操の谷田は最初のあん馬で12・900点の2位につけると、続く跳馬も13・600点で2位。鉄棒は12・350点の4位と順位を落としたが、最終種目の床運動は13・300点でトップとなり、総合力の高さを見せつけて栄冠を手にした。
山口彰太は残り1周から猛烈に追い上げラスト100メートルでトップに躍り出たが、ゴール直前で逆転された。