約10万本のヒマワリが咲き誇る会場

かんぴょうむきを体験する来場者

約10万本のヒマワリが咲き誇る会場 かんぴょうむきを体験する来場者

 【上三川】上三川の夏の風物詩「かみのかわサンフラワー祭り」(町主催)が23日、3日間の日程で開幕した。中日24日の午前中は好天に恵まれ、上郷の日産栃木自動車大学校北側の特設会場は、咲き誇る約10万本のヒマワリ「ハイブリッドサンフラワー」とのベストショットを求める人や、乗馬やかんぴょうむき体験など各種イベントを楽しむ家族連れなどでにぎわった。

 広さ約3ヘクタールのヒマワリ畑には、見晴台や畑の中を散策できる小道、木製のブランコに乗って写真撮影できる「フォトスポット」が設置され、カメラやスマートフォンを手にした大勢の人が訪れた。

 見晴台は、夏の花ヒマワリとのベストショットを求める家族連れやカップルで満員電車のようなにぎわい。宇都宮市中島町、会社員箕輪智行(みのわともゆき)さん(37)と佳美(よしみ)さん(33)夫妻は、長男長女を連れ一家4人で訪れた。箕輪さんは「結婚前から毎年来ています。夏といえばヒマワリ。ヒマワリを見ると元気がもらえます」と話していた。

 ヒマワリ畑脇の林では「ふれあい動物園」が開設され、ポニーの体験乗馬が子供たちの人気を集めた。茨城県筑西市、パート小久保麻有(こくぼまゆ)さん(30)は、3年前にインターパークに買い物に来た際にこの祭りを知り、以来、毎年足を運んでいるという。ポニーに乗った長女恵叶(けいと)ちゃん(4)は「一人で乗ったのは初めて。すごく楽しかった」とうれしそうだった。

 町特産のかんぴょうをPRしようと、会場内では町干ぴょう推進対策協議会などによる「かみのかわ“かんぴょう収穫”まつり」が開かれた。

 原材料のユウガオの実「ふくべ」を削り出すかんぴょうむき体験には家族連れが列を作った。専用の機械を使って勢いよく帯状に削りだしていた。

 初めてかんぴょうむきを体験したという宇都宮市新田小5年、檜山実利(ひやまみのり)君(11)は「シューと削れて気持ち良かった。かんぴょうの作り方が分かった」と話した。

 ふれあい動物園と“かんぴょう収穫”まつりは24日のみ。25日はバンド演奏や愛宕神社子ども奉納相撲などが行われる。