バドミントンのラケットとストリングを手に説明する長谷川工場長=下野市

自社製ヘッドの製造過程を紹介する展示物と佐々木社長=鹿沼市

バドミントンのラケットとストリングを手に説明する長谷川工場長=下野市 自社製ヘッドの製造過程を紹介する展示物と佐々木社長=鹿沼市

 来年の東京五輪・パラリンピックに向け、自社製品が競技で使用されることに期待を寄せる県内企業がある。バドミントンのラケットに張るストリングを製造するLAマイスター(小山市若木町1丁目、阿部秀夫(あべひでお)社長)や、ゴルフクラブ製造のササキ(鹿沼市御成橋町2丁目、佐々木政浩(ささきまさひろ)社長)だ。開催まで1年、両社とも、自社製品が大舞台の熱戦に貢献できることを楽しみにしている。

 LAマイスターは2013年、小山市出身でバドミントンの全日本代表監督も務めた阿部社長(66)が埼玉県春日部市で設立した。昨年、手狭となったため本社と製造工場を本県に移した。

 自社ブランド「KIZUNA」を持つが、主に相手先ブランドによる生産(OEM)を手掛ける。国内メーカーや中国のトップメーカーに供給している。東京五輪出場が有力視される日本選手や中国代表チームが使っているという。

 ストリングはナイロン製で、芯の糸に細い糸を巻き付け、樹脂を塗って作る。ストローク合戦になるシングルスや、速い攻撃でスマッシュが増えるダブルスの各戦術に合わせ、製品を調整する。OEM先を通じ選手の要望に柔軟に対応できるという。

 長谷川慎(はせがわまこと)工場長(48)は「日本選手もだが、海外の選手でも当社の製品を使ってメダルを取ってくれたらうれしい」と話す。