2020年東京パラリンピックは25日で開幕まで1年となる。世界中からトップアスリートが集まる大舞台に向け、日本代表を懸けた本県勢の戦いも本格化している。下野新聞社の取材によると、本県出身や在住者で各競技団体から19年度の強化指定を受けたのはアーチェリーやボート、車いすテニスなど6競技の8人で、出場に期待が掛かる。

 大会は20年東京五輪(7月24日~8月9日)閉幕後の8月25日に開幕。9月6日まで新国立競技場など都内の各会場のほか、埼玉や千葉、静岡県内で開催される。ボッチャやゴールボール、車いすバスケットボールなど22競技あり、障害の種類や程度に応じて537種目に分かれる。東京大会は1964年以来2回目。

 日本パラリンピック委員会(JPC)によると、代表は、各競技団体が国内外の大会成績などを基に判断して選手をJPCに推薦する。JPCが推薦を踏まえ、来年6月ごろまでに代表を決定する見通し。

 本県勢では、足利市、日本アムウェイ所属の大塚忠胤(おおつかただつぐ)(51)がアーチェリーでパラリンピック初出場を狙う。交通事故で右腕に障害があり、犬歯で弓を引く。今年10月に開かれる国際大会の優勝で代表権が得られる可能性があるほか、来年4月に競技団体が行う最終選考会で名前が挙がれば代表に内定する。