【小山】中国浙江省紹興市との友好交流10周年を記念し市は21日、来日した紹興市訪問団の歓迎式典と晩さん会を神鳥谷(ひととのや)の小山グランドホテルで開いた。大久保寿夫(おおくぼとしお)市長ら33人が出迎え、10周年の節目を祝い今後の関係発展を願った。
来日したのは紹興市の馬衛光(まあえいこう)書記を団長とする友好経済貿易訪問団31人。同市は人口433万人で、紹興酒の産地として知られる。
式典で大久保市長は「10周年の記念すべき年に訪問団を迎えられたことは大きな喜び」と歓迎。馬書記は「自宅に戻ってきたようだ」と感謝し、小山市で盛んな産業を挙げ「紹興市の重要な貿易相手になると確信している」と述べた。
その後、小山市の地酒と紹興市から贈られた紹興酒の鏡開きが行われ、それぞれの酒で乾杯し、友好関係10周年を祝った。