東京電力本店=東京都千代田区

 東京電力ホールディングスの小売事業子会社である東京電力エナジーパートナー(東京)が、今月から東北、九州地方と新潟県で家庭向け電力の販売に乗り出すことが22日、分かった。東電は経営再建計画の中で全国販売を目標に掲げており、その一環。今後、北海道や中国地方といった他の地域への展開を目指す。

 2016年4月の電力小売りの全面自由化以降、東電が地盤とする首都圏は競争が激化し、新電力に顧客を奪われている。東電は首都圏の顧客が他の地域に転居した際も引き続き電力を供給できる態勢を整え、顧客をつなぎ留める考えだ。