県は21日までに、県立高と特別支援学校の特別教室に順次、エアコンを整備していく方針を固めた。対象は計61校で、熱源があり室内が高温になりやすい調理室などを優先する。本年度から県立高は5年間、特別支援学校は2年間かけて整備する。2019年度9月補正予算案に、整備事業費約7億6800万円を盛り込む予定。

 県立高、特別支援学校の特別教室には現在、図書室やパソコン室などでエアコンの設置が進んでいる。しかし、他の特別教室への整備は遅れている。

 そこで県は本年度から、県立高50校、特別支援学校11校の優先度が高い特別教室から順次、エアコンを取り付けていく方針。コンロ、アイロンを使う調理室や被服室、防音のため窓を閉め切って活動する音楽室などから着手するという。事業が完了すると、特別教室全体のエアコン設置率は約43%になる見込み。普通教室で代替が可能として、理科室などには設置しないほか、体育館は対象外になるとみられる。