次世代型路面電車(LRT)の運賃収受方法を巡り、宇都宮市は21日、ICカードを持たない人について、複数の方法を比較検討した結果、現金による収受とする方針を明らかにした。また、JR宇都宮駅東側の優先整備区間に19ある停留場名を選定する検討委員会を設け、来夏をめどに名称を決める。

 市執行部が同日、議員説明会で報告した。

 市は主な運賃収受の方法として、利用者がICカードを全ドア両側のカードリーダーにかざす方法を採用する。カード利用率の目標は90%。乗務員らの改札や料金収受を省く一方、衆人環視効果などによって確実に収受する「信用乗車方式」の導入を既に打ち出している。

 カードを持たない人もいると想定し、収受について現金、IC切符、紙切符などを検討。コスト、利便性、信用乗車方式に伴う収受の確実性といった点を総合的に判断し、現金とする方針を固めた。