ペット用のクール用品を並べるペットショップ=9日午後、宇都宮市元今泉5丁目

ペット用のクール用品を並べるペットショップ=9日午後、宇都宮市元今泉5丁目

「イヌ・ネコの熱中症予防対策マニュアル」の一部(日本気象協会「熱中症ゼロへ」プロジェクト提供)

「イヌ・ネコの熱中症予防対策マニュアル」の一部(日本気象協会「熱中症ゼロへ」プロジェクト提供)

ペット用のクール用品を並べるペットショップ=9日午後、宇都宮市元今泉5丁目 ペット用のクール用品を並べるペットショップ=9日午後、宇都宮市元今泉5丁目 「イヌ・ネコの熱中症予防対策マニュアル」の一部(日本気象協会「熱中症ゼロへ」プロジェクト提供) 「イヌ・ネコの熱中症予防対策マニュアル」の一部(日本気象協会「熱中症ゼロへ」プロジェクト提供)

 県内で厳しい暑さが続く中、ペットの熱中症が深刻さを増している。梅雨明け以降、動物病院には連日、熱中症とみられる症状の犬や猫が運び込まれている。ペットショップはクール用品を店頭に並べ、熱中症対策を推進する。獣医師は「熱中症が原因で死んでしまうことがある。飼い主が普段から注意しなければいけない」と警告している。

 宇都宮市茂原2丁目の寺内動物病院には、8月に入ってから毎日、暑さで体調を崩した犬や猫が運ばれている。梅雨寒が続いた7月は熱中症で来院する犬猫がほぼいなかったという同院。寺内幸夫(てらうちゆきお)院長は「急激に気温が上がったことで、犬や猫が暑さに対応できずにいる」と説明する。

 熱中症は呼吸が荒くなったり、ぐったりするほか、唾液が多くなるといった症状が出る。熱中症を防ぐには暑い日の散歩を避け、ペットが過ごす場所を涼しくするなどの対策が求められる。特にパグなど短頭種の犬や、肥満、高齢、心臓病の犬猫は、より注意が必要という。

 また、この時季は雷や花火の音に興奮して、熱中症を引き起こしてしまうケースもあるという。寺内院長は「飼い主が普段から対策や観察をする必要がある」と強調した。