「世間遺産」に認定された「松本屋台」

 【益子】ましこ検定・世間遺産実行委員会は16日までに、地域の隠れた史跡などを認定する本年度上期分の「ましこ世間遺産」に町指定有形民俗文化財「松本屋台」など4件を選んだ。2017年度にスタートした世間遺産は計46件となった。

 町内外に町の魅力を発信する世間遺産は、自治会などからの申請を受け町文化財保護審議委員らでつくる実行委が審査。認定されると、環境整備費2万円の助成を受けられる。

 松本自治会が所有する松本屋台は、ヒノキ造り漆塗りで高さ4・15メートル、間口1・82メートル、奥行き3・15メートル、車輪幅2・7メートル。江戸時代後期に京都で制作されたという。

 京都八坂神社の祇園祭のものをかたどったと伝えられ、京都の作風が感じられる県内でも珍しい屋台の一つ。例年7月下旬に開かれる山本地区の祇園祭には原彫刻屋台とともに繰り出し、住民が一体となって伝統を受け継いでいる。