25年ぶりの再開を祝い、テープカットを行う関係者

日本両棲類研究所が25年ぶり再開

日本両棲類研究所が25年ぶり再開

日本両棲類研究所が25年ぶり再開

25年ぶりの再開を祝い、テープカットを行う関係者 日本両棲類研究所が25年ぶり再開 日本両棲類研究所が25年ぶり再開 日本両棲類研究所が25年ぶり再開

 【日光】中宮祠の「日本両棲(りょうせい)類研究所」が16日、フィールドミュージアムとして25年ぶりに再開し、式典が行われた。サンショウウオなどの展示のほか、両生類の進化を研究しながら自然保護と再生学など先進分野に取り組む。(長茂男(ちょうしげお))

 研究所は1970年、世界でも有数の両生類の生息地と言われる日光で、医師の故篠崎尚次(しのざきなおつぐ)さんが私立研究所として開設したが94年に閉鎖。再生医療分野で国内外で活躍する次男尚史(なおし)さん(63)が2年前から、リニューアルの準備をしていた。

 式典には大嶋一生(おおしまかずお)市長、国、県の関係者ら60人が出席。同研究所を運営する日光アカデミーの代表取締役でもある篠崎さんが「科学的に夢を持って研究していく。地元に愛され、観光客に喜ばれるような施設にしたい」とあいさつした。

 スタッフは再生、DNA鑑定、保全・飼育などのスペシャリストが集まった。研究所の学術研究委員長を務める京都大学名誉教授の阿形清和(あがたきよかず)さん、日光アカデミーの医学顧問で日本移植学会理事長の江川裕人(えがわひろと)さんは、再生医療の拠点として日光を発信していく構想などを披露した。

 式典後の内覧会では、サンショウウオ生息地のジオラマ、白、ゴールド色のメキシコサンショウウオ(通称ウーパールーパー)、岡山県内の大学から里帰りした体長約1・3メートル、推定年齢約70歳のチュウゴクオオサンショウウオが人気を呼んでいた。

 施設は1階が自然保護、再生研究エリアとみやげコーナー。2階はカフェとライブラリーがある。入館料大人2千円、中高生1千円、子ども4歳以上5百円。

営業時間は午前10時から午後5時。火曜休館。(問)0288・25・6000。