スポーツクライミングの世界選手権第3日は13日、東京都のエスフォルタアリーナ八王子でボルダリングが行われ、6人による決勝で男子は宇都宮市出身の楢崎智亜(ならさき・ともあ)(TEAM au)が4課題で2完登をマークし、2016年以来2大会ぶり2度目の優勝を果たした。日本男子はこの種目で3大会連続の金メダル。
女子は2完登だった30歳の野口啓代(のぐち・あきよ)(TEAM au)が2大会連続の銀メダルを獲得。3完登のヤンヤ・ガルンブレト(スロベニア)が2連覇した。
予選を5位通過した楢崎智は準決勝の4課題を2完登の2位で突破。上位6人が進んだ決勝では第1、第3課題を完登した。他の日本勢は男子の藤井快(ふじい・こころ)(TEAM au)が4位、土肥圭太(どひ・けいた)(鹿児島県連盟)が5位で、前回王者の原田海(はらだ・かい)(日新火災)、楢崎明智(ならさきめいち)(TEAM au)らは準決勝で敗退した。女子は野中生萌(のなか・みほう)(XFLAG)が5位、倉菜々子(くら・ななこ)(ウィルスタッフ)が6位。伊藤(いとう)ふたば(TEAM au)は決勝に進めなかった。
2020年東京五輪の日本代表を決める複合は19日に予選、21日に決勝を行う。14日は男女のリード予選が行われる。