子どもの車内放置防止を呼び掛けるポスター(全日遊連提供)

 厳しい暑さが続く中、県内でも子どもを車内に放置することによる熱中症の危険性が高まっている。日本自動車連盟(JAF)栃木支部には、例年8月に子どもを車内に残したまま鍵が開けられなくなる相談が寄せられている。帰省や行楽など車での移動が増えるお盆時期を迎え、同支部は「わずかな時間でも子どもを車内に残したままにしないでほしい」と呼び掛けている。

 同支部によると、8月に、子どもと鍵を車内に残したまま解錠できずJAFが出動した「キー閉じ込め」は、2015年2件、16年3件、17年3件、18年5件だった。今年4~6月にも計27件あった。未就学児によるケースが目立ち、場所はショッピングモールやパチンコ店などの駐車場だった。

 いずれのケースも死者や重症者はいなかったが、他県では、富山市で2日、生後11カ月の乳児が車内に放置され熱中症で死亡する事故が発生。県内でも16年7月、県東の駐車場で男児=当時(2)=が車内に取り残され死亡した。