4K放送対応テレビの売れ行きが好調なコジマ×ビックカメラ宇都宮本店=先月下旬、宇都宮市今泉町

 東京五輪・パラリンピックまで1年を切り、県内の家電量販店では高精細な4K放送対応テレビの売れ行きが伸びている。「4年に一度の祭典を高画質で見たい」という消費者心理と消費税増税前の駆け込み需要が相乗効果を生んでいる。一方、県内宿泊業界も関連需要に注目する。大会期間中は都内の客室不足が懸念されており、東京から新幹線で移動できる本県は宿泊客獲得の好機となりそうだ。

 家電量販店のコジマ×ビックカメラ宇都宮本店(宇都宮市今泉町)は、7月の売り上げが26日時点で昨年同期を14%上回った。売れ筋は4K放送に対応する55インチの大画面で、価格は20万円前後という。同店では春以降、テレビの売り上げが徐々に伸び始めた。

 大画面、高画質な機種の拡販に力を入れており、関谷康孝(せきややすたか)店長は「五輪の話題を持ち出すとお客さまの共感を得やすい」と話す。

 JR宇都宮駅西口のヨドバシカメラ(東京都)マルチメディア宇都宮でも、高画質、大画面機種の伸びが著しい。55インチ以上で見ると、7月の売り上げは前年同期の3~4倍という。