開会式で山形大会の優勝旗を手に行進する鶴岡東の平山雄介主将(宇都宮市出身)=甲子園

 第101回全国高校野球選手権で作新を除く48代表校の中で、本県中学出身者は4人。その中でも山形県代表の鶴岡東・平山雄介(ひらやまゆうすけ)一塁手(宇都宮市出身)は主将として仲間をまとめ、3年ぶり6回目の甲子園にチームを導いた。

 横川中時代は上三川ボーイズで中堅手として活躍。同チームの1学年上の先輩で後に鶴岡東の主将も務めた小林龍季(こばやしたつき)さん(18)の誘いで同校への入学を決めた。

 だが聖地への道のりは険しかった。昨夏は県大会決勝で延長十一回サヨナラ負け。昨秋の県大会も準々決勝敗退と結果を残せず、「何度も悔しい思いをした」と振り返った。

 関西圏からも選手が集まる、102人の大所帯をまとめる難しさを感じたこともあったが、学年を越えて「コミュニケーションを取ること」を徹底。平山を中心に結束を強めたチームは、厚い投手層を軸とした堅守で聖地への切符をつかんだ。