来場者と交流するジャスティンさん(右)

 【壬生】選手全員が1型糖尿病患者のプロ自転車チーム「チーム・ノボ・ノルディクス」の元プロ選手で、同チームアンバサダーのジャスティン・モリスさん(33)の講演会が5日、北小林の獨協医大病院で開かれた。糖尿病患者やその家族、医療従事者ら47人がジャスティンさんの体験談に耳を傾けた。

 1型は生活習慣によらず、膵臓(すいぞう)のインスリン分泌機能が失われることで発症する。オーストラリア出身のジャスティンさんは10歳で1型の診断を受けた。2009年に自転車のプロ選手となり、13年から15年まで同チームの選手として世界中を転戦した。

 発症によって夢だったパイロットへの道が絶たれ「とてもショックで、(病気は)人生の壁だと感じた」。しかし同じ病気を抱える有名なラグビー選手の活躍を知ったことでモチベーションが高まり、「プロ自転車選手」という新たな夢を持つことができたという。